4月8日(月)からはじまる「『古本屋台』と、その装画展」で、
わたしが題材に選んだ本をご紹介します。
『古本屋台』に出てくる一冊で、稲垣足穂の「一千一秒物語」です。
本物は手に入れられないので、文庫版で読みましたが。。。
漫画でも書かれていましたが、原本の羽良多平吉の装幀はすごいらしい。
ネットで探すと、なんか箔押し?光ってる?
この紙なに?めちゃくちゃ綺麗!
デザイン格好良すぎる。痺れる。写真なのに〜!
う〜いつか生で見て見たい!
わたくし、文庫版で「一千一秒物語」以外の他の物語も
まとめられていると勘違いしていたのですが、
どうやら原本も複数の内容がまとまったものみたいです。
うっかり!w
でも、原本ないから確認できないw
どんまい!
そんな訳で「一千一秒物語」についてです!
月や星にまつわる童話風の70編の掌編小説になります。
ポケットから月を落としてしまったり、
星でパンを作ったりと、
もう発想が素敵すぎる物語ばかりです。
ロマンしかないのですよ!!
月に追いかけられたり、
出会い頭に流星とぶつかったりと、
月や星を擬人化している表現もあり、
心地よいシュールさで独特の世界観を持っています。
わたしの大好きな世界観!!
大好物です!!
ショートショートよりも短いので、
その瞬間を切り取ったようなお話は不思議感が増しておもしろいのです。
意味不明なのも魅力!!
度々合いの手みたいなのが入っていてすみません。
この言葉とイメージが溶け合っているような掴みどころのない表現を
わたしもしてみたい!と思って描きました。
よかったら、ぜひ読んでみてくださいね。
併せて、絵も観ていただけるとうれしいです。